必要なのは書いたことを公開する習慣だった。-「書く習慣」いしかわゆき-を読んで。

これまでの人生で一番充実していた時期のことを振り返ってみたんです。
あの頃は、いつも1冊の緑色のノートとともに過ごしてました。
そのノートには、何もしらなかった私が何かを発見して興奮していたり、
くだらないことが、あの日の私には宝物だったりしました。
本当に自分で綴った言葉なのだろうかと不思議な気持ちになります。

この緑色のノートを思い出したのは、この本を読んだから。
「書く習慣 自分と人生が変わる一番大切な文章力」いしかわゆき
私にも書きたい文章を書けるようになるかもしれないと思わせてくれる本でしたよ。
なぜか私は、文章を書くことに苦手意識があるんです。
でも、よく考えると苦手だと実感するほど誰かに文章を読んでもらったことはないじゃないかということに気がつきました。
恥ずかしながら、書いたことがある文章といえば、
作文、小論文、論文、修士論文、そんなような類のものと、
夫にも見せないノートに綴る少しでも良くなりたいと思う願望の類の記録です。
著者のいしかわゆきさんは、とにかく公開することが大切だとおっしゃっていました。それから、本音で書かれた文章は面白いと。
つまり、私の面白い話はこの「誰にも見せないノート」に記されているということになります。
ちょうど私は、「インスタグラムやブログを通して文章や写真、動画でバズって人気になって日常がコンテンツにならないかな」という下心と共に配信を始めていました。
もちろんこんな下心がバレないように、お洒落にカッコよく振る舞って見せていました。
そして案の定、誰にも刺さらないコンテンツが溜まっていっております。反省。
しかし、公開はしています。必ず道は開けます。
そもそも私の本心を簡単にいえば、人気になってお金を稼ぎたいと思っていただけなのです。
つまり、お金を稼げるならなんでもよかったのかもしれません。
それでも、発信することを私は選んでいました。
どんな下心からでもいいから、なんでお金を稼ぎたいのか。どうして発信を選んだのか。そんな自分の些細な行動を深掘りすることで何か見えてきて欲しいと思ってます。
この本の最後の、「書く習慣」1ヶ月チャレンジという項目がありました。
これは、私への挑戦状だと捉えました。受けて立ちましょう。
そんな気持ちで、本を閉じたのでした。

ちなみに、1度読んだだけでは全てを吸収できていないです。
だから書くたびに覚えていることだけでもチェックして文章を綴ってみようと思います。
私の気持ちと、この支離滅裂に何かあれば、教えて欲しいです。
書く習慣を書いて発信する習慣に昇華させたい。
そんな私の日記でした。
