お片づけ体系

片づけについての本を図書館で探していると、こんなにも沢山あるのかと驚かされました。(田舎の図書館でこれだけあるのだ。都会ではそれだけで図書室が作れてしまうのではないだろうか…。)
その中から選んだ3冊。
・忙しい人のための家事をラクにする収納 梶ヶ谷陽子
・部屋を活かせば頭が良くなる 部屋を考える会(岩崎夏海)
・北欧スタイルのここちよい暮らし WACO
片づけにはまっていることをいいことに頭まで良くなってやろうという魂胆が印象的なラインナップになりました。
三冊三様でどの本も読みやすいうえに共通項もありいいラインナップだったなと思いました。
<忙しい人のための家事をラクする収納 梶ヶ谷陽子>
この本、とにかくシンプルでセンスの良いお部屋や収納が出てきます。読んでいるとスッキリした気分になりました。内容は、モノを減らすというミニマリスト的な考え方ではなくて、家事や掃除をミニマムに行える収納をつくる方法をたくさん紹介してくださっています。私は作業のミニマム化という発想にとても共感できました。作業をミニマムにするための収納という位置付けで片づけを実践すると、自然と収納場所が決まっていきました。どう収納するかを決めるためにルールとなる軸を決めるだけでこんなにもスムーズに片づけがすすむのかと感心しました。ちなみに昨日の投稿のお皿の動線もこの作業のミニマム化から思ういついたアイデアです。


<部屋を活かせば頭が良くなる>
これの本を読んでいることは正直隠したいのです。片づけついでに頭まで良くしてやろうという欲望が見え隠れしているのが恥ずかしくてたまりません。ならば隠せばよいではないかという言葉が聞こえてくる気がしましたが、成長するためには恥をかきなさいとまた別の本で言われてしまって隠すに隠せなかったという次第です。この本から「頭がいい人は15分掃除ができる部屋に住んでいる」「3割の余白が部屋に流れを呼び込む」という章が私が目指している部屋作りと同じでした。15分だけなら掃除する気は起きるし、余白があればそんなに整理しなくても変に散らからないよなと実体験で感じていました。さらに、記憶力と部屋の整理は同じ技術なのではないかという発見まで与えてくれました。だとしたらまさに一石二鳥です。新たな研究対象が与えられました。

<北欧スタイルのここちよい暮らし>
北欧デザインや家具は好みです。特にデンマーク家具は大好きです。ほかにも北欧の暮らし方や生活スタイルの考え方にも共感を覚えることが多々あります。その中でも特にイッタラの食器は大好きです。北欧スタイルの心地よさについて丁寧に紹介や説明をしてくださっていてますます知見を得たなと満足しています。

ちょうど飲んでいたのでイッタラのマグカップをパシャリ。

気になることについての本を数冊読むと、しっくりくるところがそれぞれの本で異なっているため、自分なりの体系のようなものが自分の中に確立されます。今回も『片づけ体系』が生れました。まだまだ体系としては弱いし不安定なのでこれからも片づけに関して研究をつづけることとしよう。
いつかわが子が食べられるようになった時の為の練習アンパンマン。
